レオタード、それは甘美な世界
私は届いたレオタードを包みから取り出し、着用するため全裸となりました。ラバー風に黒光りする伸縮性のある薄地の生地は一見、もろく、破れやすそうに感じましたが、実際に着用する際に、パックリと左右に開いていた背中側の生地を背中の中心へと手で引き寄せながらファスナーを慎重に引き上げて行きましたが、生地が破れるような事はなく、見た目よりも丈夫なものでした。ファスナーを首の所まで引き上げて着用が完了した途端、伸縮性に富んだ生地が柔肌にいやらしい程に密着し、程よい強さで締め上げてくれました。私は我知らず、官能の世界へといざなわれてゆきました。下腹部に施されたヒラヒラの超ミニスカートのデザインも素敵です。スカートとは言え、プリンプリンのお尻の生肉はほぼ丸見えとなります。何てハレンチで欲情をそそるデザインなのでしょう。素晴らしいです。
一つ残念なのはファスナーの接合力がやや弱いという点です。最初の着用の際はファスナーを力任せに引っ張り上げたのですが、そうしたところ、ファスナーの中間部がパクッと開いてしまいました。私は一旦、ファスナーを下まで無理矢理下ろし、レオタードを脱いで、ファスナーを上げ下げする金具をラジオペンチで上下、左右からそれぞれ締め付けてファスナーの接合力を強くさせてから再度、着用しなければなりませんでした。しかし、この作業はヘタをするとファスナーの金具を破損してしまう危険もありますので、最初から強度の高いファスナーを使用して欲しかったですね。